こんにちは!
いや~前回の欲しい欲しいブログ記事に刺激されたのか、久々のMNGです。
誕生日ということもあって、嫁さんからお小遣いを頂戴していたのでありがたく使わせてもらいました。
で、買ったのはLeqtiqueのMaestosoオーバードライブです。
もはや名器として名高いLeqtiqueのMatことMaestoso。
個人的にはみんな使っているエフェクターは使いたくない!という天邪鬼な一面があって、あえて選んでは来ませんでした。
しかし、ここ最近ではメルカリをはじめ中古市場では比較的に安く買う事ができます。
っていうか値下がりし過ぎな印象ですけど、買う側としてはありがたいです。
自分も今回メルカリで8000円しないで買う事ができました。
こちらです!ドン!
色々と見てきましたが、今回のMaestosoは色合いが気に入って買ったという点もあります。一部塗装は剥げていますが、値段を考えると気になりません。
さて、LeqtiqueのMaestosoと言えばNOKINAさんが1時間もかからないで設計したことで有名ですね。
サウンドはマッチョなTS系ということで、ゲインとローが従来のTSより充実した仕様になっているとか。
ちなみにMaestosoの意味をこの機会に調べてみました。
マエストーソ(〈イタリア〉maestoso) 音楽で、発想標語の一。 荘厳に、堂々として、の意。
コトバンクより引用
Marから始まったLeqtiqueですが、MarがTS系に準じたものに対してMaestosoでは更なる進化をさせた逸品。
サウンドとしても名前の通りに堂々としたものです。
実際にMaestosoを弾いてみて
Maestosoを弾くまでは、正直に言って低音が出過ぎな印象がありました。
また、ゲインが高いことでTSらしさが無いため、少し敬遠気味だったというのが本音です。
ただ、今回Maestosoを買おうと思ったのが、何度も見ていた↓こちらの動画を改めて見直したことがきっかけになりました。
NOKINAさんの友人のRichard Lainegardさんの演奏も素晴らしいんですけど、ゲインを上げ過ぎない設定とギターのボリュームを絞った時の音がTS系のペダルとして気持ち良いことに気が付きました。
「これは自分で弾いてみるしかない」とようやく覚悟が決まった瞬間でもありました。
実際に弾いたMaestosoの印象
購入してから早速弾いてみた印象ですが、思った以上に使いやすくて驚きました。
L’のMatと比べるとなんて言うか、余裕があるというか伸びがあるというか、本当に使いやすいです。
最初の設定としてはアンプはAmplitude4でMesa系のアンプをほぼクリーンの設定にしてみました。
Maestosoはレベルは11時、トーンは12時、ゲインは1~2時にしました。
TS系としてはやはり歪は深めなのですが、解像度高いLeqtiqueらしい輪郭を感じます。
そして個人的にツボはやはりギターのボリュームに対しての反応とその音。
ギターのボリュームを絞って3位にすると、クリーン寄りのクランチサウンドになります。
この音こそ意外にも自分がイメージしていたTS系の音だったと思いました。
自分はNick Johnstonを好きになって、彼のようなブルージーだけど伸びのあるサウンドを目指してTS系ペダルを探していました。
L’のMatに始まって、Pedal Deggersの819。それからNickも使っていたダンカンの805、WEEDモディファイのTS808などなど。。。
Flying teapotの088オーバードライブも良かったですね。
でも、(自分が買ったからかもしれませんが)LeqtiqueのMaestosoが一番の当りでしたね。これは。
CULTのSupremも検討していましたが、ローカットは今の自分には必要がなさそうです。ファンとしてはいつか買いたい一品ではありますけど。
ブースターとしてのMaestoso
ここではブースターとして使った時のMaestosoについて思ったことを書きたいと思います。
TS系ペダルの使い方としては、ブースターとして使うのは最早伝統芸と言ってもよいレベルです。
本家のTS808やTS9では、ゲインの量が低いということもあって、アンプがクランチサウンドになっているとレベルを下げると下手をしたらボリューム感が下がってしまうことになります。
なのでブースターとして使う場合はレベルをフルにしてゲインを少し上げて使います。個人的には12時くらいにします。
フィリップ・セイスなんかはレベルもゲインもマックスにしていましたね。
さて、LeqtiqueのMaestosoをブースターとして使う場合はどうするのがベストか?
個人的にはRichard LainegardさんもしていたようにMaestosoではレベルは12時くらいで十分。
ゲインは10~11時くらいで使うといわゆるブースターらしい機能を果たせると思います。
12時くらいまでゲインを上げると歪むので、ゲインブースターとして使うというイメージなら12時くらいにゲインを設定しても良いかもしれません。
逆に1時くらいにしてギターのボリュームを絞ってクランチ~ドライブサウンド~リードと一台で使い分けできるのも良いです。
まとめ
今や大人気のエフェクターブランドのICS FACTORYの徳幸さんが島村楽器でのペダルボード交流会で、LeqtiqueのMaestosoをこういうエフェクターを待っていたというような事を語っていました。
大袈裟な表現のように思っていましたが、実際に弾いてみて納得できました。
Leqtiqueのペダルはどれも解像度が高く、ギターのボリュームへの反応が良いです。
昔からギターのボリュームでクリーンにもできるペダルが大好きなのですが、そうした要素がありながらもリードまで弾けて、なおかつTSらしさがあるMaestosoは、TS系の入門にして最後のペダルになりえるオーバードライブだと思います。
王道のTS9などからスタートするのも良いですが、個人的にはMaestosoをいきなり手にして弾く楽しさを知った方が良いとさえ思います。
NOKINAさん的にはCLHDや9/9のように尖ったエフェクターというわけではありませんが、それでもTS系のエフェクターとしては最高峰だと言っていいんじゃないでしょうか?
しかも価格もお手頃ですしね。
Maestosoを買おうかな~と悩んでいる人は一度試奏してみることをオススメします。
中古でも良ければ安いので手に入れたらきっと気に入ると思います。
高いブティック系のエフェクターを買うならLeqtiqueのMaestosoで決まりです。
それでは!