LeqtiqueのBerylが発売されましたね!
っていうかこのブログは1年塩漬け状態でした(T_T)
書きたいことはあったんですけど、動画を撮影する時間が無くって(汗)
という言い訳を払拭してくれたLeqtiqueの新作『Beryl』ですが、最高ですね!
Leqtique “Beryl” Special Movie [Sound & talk session]
上の動画でNokinaさん、細川さん、Jakeさんも話していた通りのトランスペアレント系のペダルでした。
オーバードライブ、ディストーション、クリーンブースターのいずれでも実力を発揮できるペダルになっています。
動画を作りましたので、サウンドを確認してみてください!
Leqtique Berylのサウンドチェック
Leqtique Beryl トランスペアレント系オーバードライブ
一応、録音環境や機材について簡単に説明します。
最初に機材です。
Guitar:Original Strat(3 single coil pickup)
Other Efector:Leqtique Pro Voost、L’ ROCH、Boss DD-3)
Amp Simulator:Amplitude JH Gold
DAW:Cubase6
オーバードライブサウンド
最初のセッティングでは、ゲインは12時より前にした状態のオーバードライブサウンドを作っています。
Volume:1時
Gain:11時
Hi Cut:9時
Low Cut:5時
Hi Cutをフルにしてスムースなオーバードライブサウンドを作っています。
自分にとってBerylの魅力の最大の魅力は、ギターのボリュームやピッキングのダイナミクスの反応が素晴らしい点です。
もう少しHi Cutを2~3時位にすると、輪郭がハッキリしてよりクリーントーンが際立ちます。
ディストーション
次のセッティングは、ゲインを上げてディストーションサウンドを作りました。
Volume:10時
Gain:2時
Hi Cut:12時
Low Cut:12時
ゲインが12時以降になるとディストーションレベルの歪みになってきます。
ちなみに、Low Cutは上げ目にした方が、低音がタイトになってよりスッキリしたディストーションサウンドになります。
基本的にゲイン12時以降はディストーション並の歪み量ですが、1時位ならギターのボリューム操作でクランチ~オーバードライブ~ディストーション(リード)と幅広く使える印象です。
クリーンブースター
次にクリーンブースターとして使ってみました。セッティングは下記の通りです。
Volume:12時
Gain:7時
Hi Cut:7時
Low Cut:7時
この状態で作ると、ペダルをオフにした時とほぼ同じサウンドです。若干ローが抑えめでハイがキラッとした感じなりますが、この透明感にグッときます。
次にVolumeをフルにしてみると、アンプがよりプッシュされます。
今回アンプのセッティングは、完全なクリーン状態ではなく若干クランチ気味のサウンドにしていますので、音量と共にゲインが上がっています。
この状態でギターのボリュームを絞ると、張りのあるクリーンサウンドになります。
アンプをプッシュしたクランチサウンドが結構好きなので、このセッティングとしても使いたくなりますね。
更に、LeqtiqueのクリーンブースターであるPro Voostと比較してみました。
Pro Voostはレベル・ソフトを共に12時にした時にBerylのVolumeフルのセッティングと同じ位になりました。
Berylがクリーンブースターとしても使えることが分かると思います。
じゃあPro Voostはいらないじゃんと思った方もいるでしょうが、Pro Voostにはクリーンブースターとして更に高くボリュームを上げられますし、別の使い方もあるです(笑)
それは別の機会にご紹介します!
さて次に、BerylのオーバードライブサウンドはTS系ということで、今回Berylの初回限定バンドルとして付属されたL’のROCHを使って、TS系サウンド感を比較してみたいと思います。
っていうか、このバンドル企画すごいですよね。。。
Vptp版のMARにもCLDがついてたし、Nokinaさん10周年にしても太っ腹すぎます(汗)
話しを戻してROCHと比較してみると、中域やローミッドにあるクセがTSっぽい感じです。
ただし、ザ・TS!っていう感じではなく、モダンなTS系っていう感じでしょうか。
ROCHは始めて弾いてみましたが、扱いやすいTS系のペダルですね!
ICS Factoryの、のりゆきさんのブログにもある、Roch(こちらはLeqtique版)の感想(コチラ)にもありましたが、自分もJohn Mayerとかをコピーしている人は重宝するサウンドだと思います。
ROCHがセッティングを変えてもオーバードライブの領域内で変化するのに対して、Berylはコンセプト通りにオーバードライブ~ディストーション~クリーンブースターに変化します。
色々な変化を見せてはくれますが、どのサウンドも使えるサウンドでROCHにはない低音をもう少し強調させることができなど、既にLeqtiqueやL’のペダルを持っている人で、もう少し領域を超えて使いたいという拡張性に応えてくれる感じがしました。
まとめ
Leqtiqueの新作『Beryl』最高です。何度も言ってしまいます(笑)
何がこんなに自分を惹きつけるのかを考えてみると、音の良さは言うまでもないのですが、デザインやNokinaさんのこだわりに魅せられている感じがします。
実は、このBerylが発表される前にRedemptionistを買おうと思って、楽器屋で試奏をして回っていました。
CLHDとも迷っていたのでどうしようかなぁと悩んでいた時に、新作が出るというのを聞いて一旦保留にしていましたが、正解だったかなと思います(笑)
いずれは、CLHDもRedもその他のLeqtique・L’製品はコンプリートしたいと考えています。
Noelの作品もですが(笑)
それだけの留まらず、Nokinaさんの幅広い活動はビジネスマンとしても一流だと思っています。
芸術家でもありペダルホリックでもありビジネスマンでもあるNokinaさんの活動から目が離せませんね。
あと、ABASI Guitarも一緒にやってるのか、最近のTweetしてましたね。
完成までもう少しです。世界で一番早い製造ロット、店舗様での試奏が可能になります。もちろん全数アバシ本人により完成次第、最終チェックします。スペックシート上より体感でかなり過激な仕上がりのギターながら、他に類を見ない弾き易さがあります。是非! pic.twitter.com/HZHV5Bic4O— Leqtique/L'abstract (@Leqtique) 2018年5月8日
こちらも気になりますわ。