IK Multimedia AmpliTube Fender Vibro-King Customのレビュー
IK Multimediaから発売されているAmpliTubeの中でも、
私のお気に入りはAmpliTube Fenderです。
どのFenderアンプのモデリングも秀逸ですが、
今回はFenderアンプの最高峰であるFender Vibro-King Customを弾いてみましたので、
動画と合わせてレビューをしたいと思います。
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AmpliTube Fender Vibro-King Customは最高!
FenderのVibro-kingと言えば、
Fenderアンプの中でも最高峰とされています。
そのクリーン~クランチサウンドは太く抜けるサウンドが特徴で、
かのジェフ・ベックも使っていましたね!
実際のアンプは60Wで10インチのスピーカーが3発搭載されています。
コントロールはリバーブを調整するDwell:深み、Mix:原音とのミックス、Tone:リバーブのトーン。
真ん中は、Fatスイッチ、ボリューム、トレブル、ベース、ミドルです。
一番右のSpeedとIntensityはビブラートの調整ができます。
現行品を実際に買うとなれば大体40~50万円します。。。
AmpliTube Fender Vibro-King Customのサウンドについて
この動画で使っている機材はコチラ↓
⇒『BOSS cs-2 ノイズは気になる?中古がお買い得!』
今回は、BossのコンプレッサーCS-2を使っています。
冒頭のクリーンサウンドはCS-2で、途中からの歪はTS系の歪ペダル(G.O.UHB.)です。
最後の方では、ピックアップの位置を変えてします。ここではコンプはオフにしています。
EQの設定によってかなりサウンド変化するのですが、
どんな風にセッティングしても使えるサウンドになるのが、
Vibro-Kingの魅力です。
今回は、動画の冒頭でも披露していますが、
Fatスイッチオンで、ボリューム:4、トレブルとベース:7、ミドル:MAXのセッティングにしています。
ボリュームを上げるとクランチ程度に歪みますが、
歪のペダルに合わせるなら私は、ボリュームは4位が好みでした。
このセッティングだとコンプをかけてギターのボリュームを絞れば、
カッティングに向いたサウンドになりますし、
歪みペダルを例えばディストーションとかファズを使っても、
キャラクターを活かしてギターのボリュームにも反応良く使えると思います。
基本的にクリーンサウンドを使う人で、
曲の展開や曲調によって歪のキャラをペダルで変えたい人には、
おすすめですね!
私は、E.W.SのFuzzy Driveと合わせてみたサウンドも好きです。
⇒『E.W.S Fuzzy Drive FD-1 レビュー』
今回のセッティングでもハムバッカー系のギターによっては、
歪ペダルがいらない位に歪みを得ることができると思います。
かなり上品に歪みが得られるので、
ブルースなどでは最高です。
当たり前かもしれませんが、現代的なメタルサウンドを求める人には向かず、
ブルース、ジャズ、フュージョンから、
歪ペダルを使ってロックをやるのには向いていると思います。
AmpliTube Fenderのすごい所はココ!
サウンドに関してIK MultimediaのAmpliTubeシリーズはどれも秀逸です。
今回のAmpliTube Fenderも独自のアンプモデリング技術により、
レコーディングで実際のアンプをマイキングしているようなリアルなサウンドが魅力です。
実際に、Fenderの名前が使えるのですから、
Fenderとしてもかなり高い再現性があることを認めている事になります。
Fenderアンプの煌びやかではずみのある低音は弾いていて本当に気持ち良く、
ギターソロもバッキングもこれ一つでOKです。
ちなみに、IK Multimedia AmpliTube Fenderは、
このVibro-King Custom以外にも名器のアンプが収録されています。
それで135ユーロ(約1万7千円)です。
日本の住宅事情を考えると、
自宅で練習したり宅録するならAmpliTube Fenderのコスパは最強と言いたいですね。
本当におすすめです!
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