前回『【日記】エフェクター修理への道~ハンダに慣れろ!~』という記事を書きました。
子どものプラレール修理でハンダに少しずつ慣れて(まだまだ下手くそですが)きました。
そう思っていた矢先に、今回修理するLINE6 DL4のスイッチがタイミングよく届きました。
元々、このエフェクターを修理したくてハンダを買ったようなものだったので、そろそろ手を出しても大丈夫でしょう!ということで、早速修理に取り掛かりました。
修理前の準備
修理するための準備として、参考にさせてもらったHPがありました。
こちらの『Line6 DM4 修理して復活。』という『僕と趣味と備忘録』さんの記事です。
自分のLINE6のDL4は左から2番目のスイッチの反応が悪くなったというか、ほぼ反応しないという現象でした。
で、上記の記事を参考にしてタクタイルスイッチという部品をモノタロウで注文。
受注になるとのことで時間がかかりそうでしたが、予定より早く到着しました。
また、Youtubeでも修理動画があったので、そちらもいくつかを参考にしました。
修理開始!
修理手順は覚えたので早速裏蓋を開けて基板を外していきます。
レッチリのジョンに憧れて2003年には買っていたと思います。
使い込んだ感がありますね。
基板を外すのですが、基板を固定しているのは表にある各ノブ6個、インプットアウトプットそれからエクスプレッションペダルのプラグ部分の計5個、基板自体のビス5個(内一つは裏蓋を止めるやつです)で、これら外すことで基板を外すことができます。
電池用の赤黒のコードは基板にハンダ付けされているので取り外します。
また、電池は使わないのでこのまま外した状態にしました。
基板を外した所です(汚っ!!)。
上記の写真だとタクタイルスイッチの右から2番目が故障していると思われるので、ハンダを取ってからスイッチも取り外します。
ただ、ハンダをハンダ吸い取り線や吸入で吸い取ったはずなのに上手く取れず一部基板が焦げてしまいました。
『僕と趣味と備忘録』さんの記事にもありましたが、スイッチの裏に基板固定用の突起があるのですが、DL4の基板には固定用の突起を収める穴はないので、ニッパーでカットして取り付けました。
後は、元の通り(電池のコード以外)に戻してスイッチの反応と音、それからプリセットの保存が出来ることを確認して終わりです。
初めての修理をしてみて
今回の修理はスイッチを交換するだけのものでしたので、さほど難しくはありませんでした。
スイッチを変えても変わらないとなると厄介でしたけどね。
それにしても、殆ど開けることが無いエフェクターの中身ですが、埃でかなり汚れていてどうやって侵入したのか?が不思議でした。
基板の掃除もした方がいいのだと思いますが、エアブロウなどは買っていないので、入手後に清掃しようかと。
また、ハンダの扱いがまだまだ慣れないので、基板を破損してしまう事にならなかったのも幸いでした。
スイッチの不具合程度ならハンダと部品があれ誰にでも出来る内容です。
でも、自分で直せたというのはやっぱり単純にうれしいです。
お財布にも優しいですからね。
(部品代はスイッチ1つが約50円でした)
今のところ、手持ちのエフェクターで壊れているのはありませんが、今後はジャンク修理や改造などにもチャレンジしていく予定です。
とりあえず、LEVEL1の修理はクリアです!
やったね!
本当は動画を撮っていたのですが、SDカードの容量を確認しておらず、半分くらいまで行ったところで停止してしまいました。
なので、今回は修理前後の動画だけあるので、後ほどアップしたいと思います。
色々とやることはありますが、事前準備は本当に大事ですね。。。
それでは。