エフェクター ファズ おすすめ情報!話題のファズをチェック!

歪みエフェクターの元祖であり、衰退と繁栄を繰り返すファズ。

現在は、1960〜70年代に発売されていたファズの復刻版や新たな機能を携えた現代的なファズなど様々なファズが発売されています。

今回は様々なファズエフェクターの中で私が持っているお勧めするファズや人気のファズについて、独断と偏見でまとめてみました。

早速見ていきましょう!


オールドタイプのファズエフェクターのおすすめ

ファズエフェクターの中で初期に発売された中でも多くの人に愛され、復刻版や特定のギタリストモデルが出ているのが、Fuzz faceではないでしょうか?

FUZZ FACE

特に、ジミヘンことジミ・ヘンドリックスの影響はとても大きいですね!

また、年代や使っている材質などによって音が違うのですが、かなりファンが多く、マニアック過ぎるので興味のある人は調べてみましょう。

私が持っているのは、Jim dunlopから復刻されている、赤いFuzz faceです。

荒々しいファズサウンドからギターのボリュームを絞ってクリーン〜クランチサウンドとしても使う事ができ、1台で何役もできる点が好みです。


ファズエフェクターモンスタービッグマフ

ファズエフェクターの中でおすすめは何?と聞かれたらとりあえずビッグマフを挙げる人も多いのではないでしょうか?

エレクトロハーモニクスから発売されているビッグマフも、年代により外観、使用している材、作られた国によってサウンドが大きく異なります。

定番なのはビッグマフπです。

Big Muff

ボリューム、トーン、サスティーンの3つのノブですが、それぞれのノブの効きが強いので、セッティングやアンプとの組み合わせで様々なファズサウンドが得られます。

そのサウンドに魅せられた人は数多く、一度ビッグマフの味を知ったらもう抜け出せない、と言っても過言ではないでしょう。

ビッグマフはファズではなく、ビッグマフというエフェクターであるとも言われます。

ビッグマフを使った事のあるギタリストは数知れず。サンタナ、ジミヘン、カート・コバーン、ジョン・フルシアンテ、ジャック・ホワイト、J・マスシスなどが挙げられます。

いずれも、甘く図太いファズサウンドでソロを弾いてロックヘッズ達を狂喜乱舞させていますね!


現代的なファズエフェクターのおすすめ

技術の進歩に伴ってファズサウンドも多種多様なサウンドに磨きがかかり、他のモジュレーション系のエフェクターと組み合わさったりと目覚ましい進化を遂げています。

ここでは現代的なファズエフェクターでのおすすめをいくつか紹介していきたいと思います。


◆Z.VEX Fuzz factory
Z.VEX Fuzz factory


最初にZ.VEXのFuzz factoryです。

小さくポップなペイントが施された見た目とは裏腹にその過激かつ扱いが難しいサウンドは、現代のギタリストに影響を与えています。

私が大好きなジョン・フルシアンテもBy the wayのアルバムを出した所からライブでも使っていました。

ビッグマフにも劣らないその大音量のファズサウンドは発振サウンドから、正統なファズエフェクターとしてのサウンドまで網羅されています。

実際に弾いた事がないのですが、使い方のコツとしてギターのボリュームを絞ることを提案している記事を読んだことがあります。

一度は手にしたいですね。


◆Way huge Swollen Pickle
Way huge Swollen Pickle


Way huge Swollen PickleはBig Muff系クローンのエフェクターの中でも、随一のサウンドを誇ると話題になっています。

表にノブが5つ。更に基板に2つコントロール「Voice」と「CLIP」があります。

これにより幅広く音作りができる点でも支持を得るポイントになっているようです。


◆E.W.S Little Fuzzy Drive

E.W.S Little Fuzzy Drive

もう一つは、国産メーカーE.W.SのLittle Fuzzy Driveです。

以前、『E.W.S Fuzzy Drive FD-1 レビュー』の記事を書きました。

同じE.W.SのFuzzy Driveが流行りの小さい筐体バージョンになり、追加でFat Fuzz Modeが搭載されたのが、E.W.SのLittle Fuzzy Driveです。

Fuzzy Drive購入時は、このLittle Fuzzy Driveも試しましたが、最終的にはFuzzy Driveを選択しました。

理由は、よりナチュラルな歪みを求めたからです。

Little Fuzzy Driveにある、Fuzzy Drive ModeはオリジナルのFuzzy Driveよりは深く歪む為、トーンを同じ12時にセッティングしていると少しマイルドなサウンドです。

ギターのボリュームを絞るとクランチサウンドになりますが、Fuzzy Driveの方が高域が綺麗に出ている印象でした。

もう一つのFat Fuzz Modeは、低音がプッシュされて文字通りFatなサウンドになります。

低域を強調したファズサウンドと、曲によってはマイルドなファズ~オーバードライブサウンドを使う人は、Little Fuzzy Driveがおすすめできそうです。


エフェクター ファズ おすすめ情報のまとめ

ファズも往年のファズから近代的なファズまで様々に登場していますが、エフェクターの進化は目覚ましいです。

近年は、FractaLやLine6のHelixなどモデリングエフェクターが主流になりそうな勢いですが、コンパクトのエフェクターもまだまだ人気は衰えません。

そんな中で自分にあったファズエフェクターを見つけるにはどうすればよいのか?

私個人の意見としては、好きなミュージシャンを真似る!

もしくは、こういう音を出したいというイメージを高める!

直感でき決める!

最終的には「人間万事塞翁が馬」だと思いますので、その時の選択が一番!と思ってファズで楽しむのが最高だと思います。

その後に選択を失敗したと思っても、何かの時に役立つ事があると思います。

そんな事を言っていると気が付いたらエフェクターだらけになってしまう事がありますので、ほどほどにしようと思ったのでしたm(_ _)m

※記事内の画像はAmazonより