【エフェクターレビュー】Boss CE-2wの感想!
8月27日に発売されたBossの新作エフェクターCE-2w。
一日前の8月26日フラゲして夜勤前なのに日中寝ずに弾き倒してしまいました(笑)
Bossの技クラフトシリーズのエフェクターを弾くのは初めてでしたが、開封の儀を行った時からどきどきわくわくでした。
今回はBoss CE-2wを弾いてみての感想を書いてみたいと思います!
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サウンド・操作などの感想
CE-2wのサウンドと操作などについて書きたいと思いますが、最初に操作についてです。
といっても、操作は簡単でツマミは速さを設定するRateとエフェクターのかかりを設定するDepthの2つです。
その下にCE-2、CE-1 Chorus、CE-1 Vibとモードを切り替えるスイッチがあります。
とっても簡単です。
踏み心地は、いつものBossの感じと言えば使ったことのある人なら分かると思います。
LEDは明るめな高輝度タイプなのでしょうか?視認性は高いと思います。
次に各モードでのサウンドの印象についてです。
CE-1 Chorusモード
最初にCE-1のChorusモードです。
今回CE-2wを買ったのはこのCE-1モード搭載だから買ったと言っても過言ではありません。
というのも、私は大のジョン・フルシアンテファンなのですが、オリジナルのCE-1が買えずにいました。
BossのCH-1とStrymonのOla Chorusを使ってしましたが、当たり前ですがジョンのコーラスサウンドにはなりませんでした。
しかし、そこへ今回のCE-2wの発表があり予約してゲットしたわけです。
話しは反れましたが、Chorusモードですが、言ってしまえば超定番のコーラスサウンドなのですが、アナログエフェクターの良さがしっかり出ています。
Strymon Ola Chorusもアナログライクな音がする上で、様々な音作りができたので良かったのですが、CE-2wはより自然な感じがします。
オリジナルのCE-1ではChorusモードのツマミはIntensityのみですので、ツマミを回すと深さと速さも一緒に調整する感じだったようです。
CE-2wではRateとDepthが分かれているので、より幅広い音が作れる感じです。
クリーンなアンプ設定にしてコーラスをかけてカッティングをすれば、80年代のフュージョンなどで使われたようなサウンドになります。
自分の場合は、レッチリのSoul to sqeezeやUniversally speaking、Alound the worldのアウトロー、Blood sugar sex magicなどでジョンが作っていたような音を再現して遊びました。
全く同じとは言えませんが、過去に使ったコーラスよりは断然満足できる音でした。
CE-1 Vibモード
Vibモードについては、私の場合はまたまたレッチリのThis is the placeの音を目指していたのですが、これについてはもうバッチリ狙った感じそのままの音を作ることができました。
度々ですが、Strymon Ola ChorusにもVibモードがあるのですが、揺れ感じは確かにVibrateの音なのですが、どうも感じが違います。
なんとなくOla Chorusが音に対してフラットな感じでどの帯域にも満遍なくコーラスがかかっている感じがしますが、CE-2wはミッドにフォーカスしたような温かみを感じる音である印象です。
速めにRateを設定して、ロータリーサウンド的に使うこともできます。
CE-2モード
CE-2モードのサウンドについては、オリジナルのCE-2を聞いたことが無いので比較はできないのですが、CE-1モードと比べると幾分スッキリしたコーラスサウンドである印象です。
RateとDepthを同じ設定のまま、モードだけ切り替えて使ってみると、どこかやっぱりあっさりした感じが。
ですので、個人的な使い方としてはクリーンセッティングのアンプにストラトのブリッジとセンターのハーフトーンで薄くディレイをかけてアルペジオを弾くと気持ちよい感じがしました。
しっかりとしたコーラスサウンドを楽しみたい人はCE-1モード、もっとさっぱりした音を楽しみたい人はCE-2モードと分けて使うことができそうです。
おすすめの設定!
個人的におすすめの設定なのですが、Rate=1~2時、Depth=10~11時でほぼ決まりという感じです。
この状態でモードを切り替えれば、レッチリのコーラスを使った曲はほぼ網羅できるのではないでしょうか?
ちなみに自分のボードはこんな感じです。
後は、Rateを下げ目にして少し歪み加えるとハモリサウンドのような感じでリードに使うのもよさそうです!
こんな人におすすめ!
CE-2wのコーラスをおすすめできるのは、まず間違いなく中古のCE-1を手に入れられなかった人です。
ジョンのファンの人は、CE-2w、DS-2、WH-10V2、クランチモードのあるマーシャルがあれば、レッチリの曲がある程度網羅できると思います。
その他にも、今回のCE-2wの発売に関しては、日経新聞などでも取り上げられているようで、当時ヤングだった世代の40~50代の人にも懐かしいサウンドとしてCE-2wはピッタリなのではないかと思います。
価格は大体22,000円(税抜き)で発売しているお店が現時点では多いようですが、中古として出回るようになれば少なくともCE-1のようにはならないと思います。
さわやかなコーラスサウンドでシンプルに使いたいと考えている人にはおすすめです!
逆に、モジュレーションエフェクターとして多機能で、様々なコーラスサウンドを作りたいと考えている人にはおすすめできないかもしれません。
多機能なコーラスならStrymon Ola Chorusがおすすめです。フェイバリットスイッチもあって使い勝手も良いですしね!
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普遍のコーラスサウンドが魅力のCE-2wを一度お試ししてみて下さいね!
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