Suhr(サー)のkokoboostのブースターレビュー!
ギター、アンプ、エフェクターのどれもクオリティが高く、使うミュージシャンも多い人気ブランドsuhr(サー)。
今回は、suhrのブースターである、kokoboostのレビューをしたいと思います。
現行品はサイズの小さい筐体のkokoboostも発売されていますが、私がもっているのは旧版のスイッチが2つあるタイプです。
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Suhr kokoboostの機能
最初に書くノブとスイッチについて。
左のノブはBoostの名の通り、ブーストのレベルをコントロールします。
右のノブはミッドの量をコントロールします。
真ん中にあるスイッチはミッドのフリークエンシーを調整します。
具体的には、ミッドのキャラが変わります。
左からミッド、ハイミッド、ローミッドになっています。
ミッドはギターの美味しい部分が持ち上がるので、私は良くミッドにしています。
ハイミッドはミッドのレベルを上げるとかなりハイが強調されます。
トレブルを一緒に上げている感覚でしょうか?
ローミッドはハイミッドより使い易く、低音がボーとなることは無く、マイルドなサウンドになる感じです。
kokoboostのミッドブースターのサウンドは上記の通りです。
クリーンブースターのサウンドは、私の個人的な印象ではフラットなクリーンブースターというよりは、高域にハリが出て、低音も少しブーストされる感じです。
Suhr kokoboostのオススメの使い所はここ!
Suhr(サー)のブースターKokoboostをレビュー!
Suhrのkokoboostはブースターですので、目的はアンプをプッシュする事です。
音量をアップや歪みのゲインアップをするべく使うと思います。
クリーンブースターのおすすめな使い方は、定番ですが、ある程度歪んだアンプのソロで使います。
特にマーシャルのJCM800以降のある程度、アンプ単体で歪むアンプが良いかと思います。
クリーンアンプでブースターとして使うとハリが出て低音が少し持ち上がるのですが、歪んだアンプで使うと、まさにクリーンブースターで、歪みが腰砕けた感じにならず、バンドサウンドの中で抜けてくる音になります。
kokoboostがボードに入っていると、ここぞ!という所で踏みたくなるでしょう。
動画ではAmplitube4のメサ・ブギーのレクチ系のアンプを使っています。
※ラックのエフェクターは以下のアンプでも同じセッティングを使っています。
次にミッドブースターについては3モードそれぞれでおすすめな使い方があります。
ミッドモード
ミッドモードはクリーンブースターと同じく歪んだアンプのブースターとして使います。
出来ればアンプはローゲインなアンプが合うと思います。
マーシャルならクランチ程度に歪ませたアンプやJTM-45や1987xや1959系。
フェンダーアンプならボリュームを上げると少し歪むタイプが良いと思います。
kokoboostのボリュームは12時くらいにして、ミッドのノブは2〜4時位です。
抜けの良いサウンドはギターソロにもってこいです。
ハイミッドモード
ハイミッドモードではミッドのノブを上げ過ぎると、カラカラとしたサウンドになってしまい、私は好みではありません。
ハイミッドモードでは、ミッドのノブは9時〜10時位にセッティングして使います。
フェンダーベースマンでローを効かせたクランチサウンドにセッティングしたアンプで、単音リフを弾くとズンズンする感じが気持ち良いです。
ミッドのノブを絞れば抜けの良いブースターとしても使えますので、ミッドモードとは少し違うサウンドにしたい時にも使えます。
ローミッドモード
ローミッドモードも落ち着いたサウンドなので、ギターソロなどでサウンドをプッシュしたい時に使えます。
セッティングはゲインは12〜2時位で、ミッドは3時〜フルにします。
アンプは歪んだクランチサウンドからオーバードライブサウンドにセッティングしておきます。
個人的にはJCM800と合わせるのが好きです。
Suhr kokoboostまとめ
Suhrのkokoboostは用途に合わせて、どんなアンプにも合わせる事ができる、
万能タイプのブースターだと思います。
アンプの歪みをメインで使っている人にとっては、
アンプの歪みのトーンを活かして使えるクリーンブースターと、
時々トーンに違いを持たせたいと思う人にとっては、
一台ボードに組み込みたいブースターだと思います。
楽器屋さんで見かけたら試奏してみてくださいね!
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